八尾からロケットを飛ばしたい
ロケット大作戦
八尾市内の小学校4年生から中学校1年生までの47名が『ロケット大作戦』に参加しました。火薬エンジンを使って飛ばす、本格的な「モデルロケット」を子どもたちが組み立て、打ち上げを行いました。
ロケットについてのお勉強
まずは、「ロケットの構造はどのようになっているの?」「ロケットはなぜ飛ぶの?」という疑問を、日本モデルロケット協会の先生から教えてもらいました。また、ロケットを上手く打ち上げる方法や、打ち上げのときに注意することなどを学びました。
ロケットの組み立て
次に、午後から打ち上げるモデルロケットを1人1台組み立てます。モデルロケットは、火薬エンジンで約80メートル上空まで打ち上げ、中に入っているパラシュートが空で開き、風に乗って落ちてくる構造になっています。きちんと作らないと、上手く飛ばすことができないため、参加者は先生に聞いたり、お互いに教え合いながら組み立て、絵を描いたり、シールを貼ったりして、オリジナルのモデルロケットを完成させました。
ロケットの打ち上げ
いよいよロケットの打ち上げです。ロケットを打ち上げる発射台から、ロケットの着地点の近さを競う、定点着地競技も行いました。風の向きや強さなどを考えながら、参加者がそれぞれ自分のモデルロケットを発射台へ設置。
「発射準備完了!」
「低空飛行物体なし!」
「秒読み開始!」
「5、4、3、2、1、点火!」
の掛け声に合わせて、勢いよくロケットが大空へと打ち上がりました。
参加者は空高く打ちあがったロケットを目で追いながら、パラシュートで落ちてくる地点へと駆け寄っていました。
表彰式(ひょうしょうしき)・先生のお話
打ち上げの定点着地競技で、上位3位の表彰式を行いました。また、参加者全員に「第4級モデルロケットライセンス」講座の履修証が授与されました。先生からは、「宇宙飛行士を目指す上で1番大切なことは、だれとでも仲良くなれること。元気よくあいさつができること。」ということを教えてもらい、また「みんなは大きな可能性があるので、夢に向かってチャレンジしてほしい。」というメッセージをもらいました。