市立病院のお仕事
八尾市立病院は昭和25年(1950年)に、八尾市民への医療サービスを提供することを目的に、市民に望まれて誕生した公立の病院です。
みんなが病気やケガをしたときに行く「まちのお医者さん」など一般的な民間の病院と同じ内科や外科だけではなく、「まちのお医者さん」などでは対応が難しい高度な医療なども対応しています。
また、急にしんどくなった方やケガをしてしまった方へ夜間・休日を問わず24時間対応しており、みんなの健康や命を守るために大変重要な役割を果たしています。
どんな人たちが働いているの?
医師
患者さんを診察して、病気やケガの治療や予防をしています。風邪をひいたら「内科」や「小児科」、ケガをしたり手術が必要なときは「外科」や「整形外科」など、ほかにもたくさんの診療科があります。
その他にも、入院患者さんがいる病棟をまわって病気やケガの状態を確認したり、検査や手術、夜勤をしたりと、日々患者さんの生命と向き合っています。
病気やケガの種類でお医者さんが変わります。
風邪をひいたら、、、 内科・小児科
ケガをしたり、手術が必要なときは、、、 外科・整形外科
看護師(かんごし)
医師の指示のもとで、医師の診察や治療の補助を行ったり、病気やケガなどのために入院している患者さんのお世話を行う仕事をしています。
市立病院では、病棟、外来、手術室など、担当が分かれており、仕事の内容や働く時間なども違います。
こんなお仕事をしています。
・患者さんの血圧・体温・脈などを測ります。
・患者さんの注射や採血などを行います。
・手術や検査の説明をします。
・お風呂に入れない患者さんの体をふきます。
どんな職場があるの?
みんなが想像する医師の診察室や受付だけではなく、色んな職場があるよ!
そのうち、2つの職場を紹介します!
「地域医療連携室(ちいきいりょうれんけいしつ)」ってどんなことしてるの?
「まちのお医者さん」からの紹介状を持ってきた患者さんが、スムーズに受診できるようにしているところです。
紹介元の先生には、患者さんの治療方針や入院報告・退院報告をしています。当院での退院報告は、患者さんが「まちのお医者さん」のところに戻った時の治療に役立つと共に、安心して治療を受けるために必要となってきます。
また、退院の時は近くの病院、診療所への紹介や、紹介先の相談にも対応しています。
「がん相談支援(しえん)センター」ってどんなことしてるの?
がんに関する病状、治療、薬剤、看護、介護、食事、検診、医療費、精神的不安などのあらゆる疑問やなやみ事、心配事に対して、問題解決のお手伝いや助言をする窓口です。
患者さん自身、家族、知人、医療関係者など様々な方から相談を受け付けていて、当院の受診をするかどうか問わず相談することができます。
相談は、まず医療ソーシャルワーカー・臨床心理士などの支援相談員が受けて、必要に応じて院内の各専門スタッフと連携して取り組んでいきます。